2022年
渡良瀬遊水地はオギの穂が白くなびいて、セイタカアワダチソウの黄色い花が咲き誇っています。
そんな中、調査会はイヌセンブリを求めて歩きました。溝の泥に足をとられながら進むと、ありました。花の咲いたイヌセンブリ。一株だけなのかと心配になりましたが、湿原を歩きまわるうちに、4~5株見られました。蕾をたくさんつけた株もありました。
ヒメナエは背の高いトダシバやメリケンカルガヤなどの草むらの中で隠れるように花を咲かせていました。今年は6月の調査会でヒメナエを見てから毎月のように出会っています。か細く弱そうな感じの植物ですが、花期はずいぶん長いのですね。
アリノトウグサも背の高い草の足もとでみつかり、紅葉しはじめた葉もありました。ヒメシオンやホソバオグルマはドライフラワーになって残っています。果実期になったヌメリグサ、テンツキ、ヤマイなどは、花期とは違った趣でした。
A会員がヒメクグの仲間のタチヒメクグらしいのを発見。竜骨にとげがあり、地下茎が短い・・・。しかしよく調べたところアイダクグだったとのことでした。図鑑にも載っているタチヒメクグ・・・どんな植物なのかな?
渡良瀬遊水地には未知のものがまだまだありそう。
来季もたくさん発見がありますように。(MK)
イヌセンブリの自生地を出た後、ミズタマソウの目撃情報があったので、10人以上の会員が自生地を探しましたが、見つかりませんでした。もしかしたら、イノシシに掘り起こされてしまったのかもしれません。
また来季に期待したいです。(YT)
さわやかに晴れ上がった秋空のもとの調査会でした。
数日前の台風の影響で、遊水地の草木が水をかぶって土色になってしまっていたので心配しましたが、訪れた水辺の草木はきれいでした。
まず目にとびこんできたのがカラスノゴマ。あちこちにたくさん咲いていました。葉にかくれて下向きに咲く黄色い花は、雄しべ(仮雄しべ)をつき出してユニークです。
ヒメジソが群生して花と実をつけていました。コブナグサもまとまって生えています。イネ科にしては丸い葉は茎を抱いてそれが鮒ににているからコブナグサ。
トダシバ、テンツキ、コゴメガヤツリ、ヤマイ、ハルシャギク、ザクロソウ、マツカサススキ、ヤナギタデ、アキノウナギツカミ、イヌタデ、オオイヌタデなどを確認しました。メヒシバとアキメヒシバの違いを再確認、アキメヒシバの小穂は小さくまるみがあります。
水辺にはイトトリゲモが見られました。外来種のコカナダモも。
水中に白い棒状のきのこの様なものがありました。それは水際に生えたチョウジタデの気根だそうです。引き抜いてみるとつながっていました。
もう少し先の様子も見たいと思いましたが時間がきてしまいました。
青空の下に広がる渡良瀬遊水地の広大な景色を眺めてもどりました。(MK)
解散した後、タヌキマメの観察に数名で赴きました。イノシシの掘り起こしがすさまじく、驚きましたが、倒伏しながらも花をつけた株がいくつもあり、感心しました。いろんな生物が一緒に生きていくのって、難しいですね。(YT)
調査会は、渡良瀬遊水地の東側を流れる思川の左岸にある道を歩きました。
歩き始めてまもなく、フジバカマが5~6ヶ所で見られました。5年前に植物の会で見に来た時より増えているでしょうか。背の高いオオブタクサに負けずに花をつけていました。
ワタラセツリフネソウの群生が何か所もありました。花もちょうど満開で見頃です。
変わったツユクサがありました。普通のツユクサもありましたが、それよりも小さい青い花で、茎は地を這うよう広がっています。どうやらカロライナツユクサ*というそうです。
ミゾソバが群生していて開花しはじめています。イヌタデ、アキノウナギツカミ、イシミカワ、サデクサ、そしてホソバイヌタデとおなじみのタデも咲きそろいました。
スズメウリ、センニンソウ、アマチャヅル、ニガカシュウ、カナムグラなどのつる植物がアレチウリに負けずに花や実をつけていました。
ゴマギは赤い実をてけていて、葉を傷つけるとゴマのような香りがしました。アカシデも果穂をぶら下げた姿で見られました。マコモの白い雌花と赤紫色の雄花がイネ科の花とは思えないほど鮮やかです。
ツルボや、ヒガンバナの花も今がさかりです。
初秋の半日を植物と楽しんだ調査会でした。(MK)
* 検討の結果、シマツユクサに訂正します。
暑さも少し和らいだ9月3日の調査会は、7月2日に訪れたシロバナナガバノイシモチソウの自生地です。
ツリガネニンジンが咲き始めました。ツルフジバカマが群生しています。赤紫色の花が、オギ原の一角を華やかに飾っています。足元にナンバンギセルがありました。
アゼガヤツリ、ツルナシコアゼガヤツリ、ヒメヒラテンツキ、クロテンツキ、シカクイ、ヤマイなどにまじってヌメリグサが緑色の穂をのばしていました。
イトイヌノヒゲは分布を広げているようで、土手のすぐそばまで見られました。花径がねじれていて、指でこすると白い花がクルクル回ります。皆で思わず “カワイイ!”
ワタラセツリフネソウはもうすぐ花が咲きそうです。ゴマクサの花は午後には散ってしまうそうですが、淡い黄色の花がたくさん見られました。一つの茎に5~6コ咲かせている株もありました。
草むらをちょっと奥に入ったところにオトギリソウがありました。あざやかな黄色の花は背の高い草にかこまれていても目立ちます。私は遊水地では初めて見ました。
ヒメシオンもまとまって満開です。ヒメイヌノハナヒゲ、ヒメナエ、コウガイゼキショウ、シロバナナガバノイシモチソウ、ミミカキグサは歩き回る私達に踏まれても元気に咲いていました。ホタルイが一株見られました。
ヨシを刈り取った道を進んだ先に、シロバナサクラタデがまとまって咲いている一角がありました。これも、ここで見るのは初めてです。
何度も訪れているのに、行くたびに新しい植物との出会いがあり、また広くない範囲に多くの植物を観察することができて、宝物を見つけたような気分になれる楽しい場所です。次の調査会が楽しみです。(MK)
午後、有志で行った水辺で期待したのは、サワトウガラシの花です。ところがこれが、群生地の水の深いところは、空振り。水の浅い周辺に、点々とありました。やっぱり、いい花ですね。
キクモも花をつけていました。そしてホソバヒメミソハギの群生の中に、久しぶりに見るアゼトウガラシが。なかなかの存在感です。
ホシクサはなくなってしまったのかとあきらめたころ、N会員が見つけました!もう、果実期に入って色がくすんでいたので、目立たなかったのです。その数、およそ30株。大満足です。
ウスゲチョウジタデもたくさんありました。ただ、もう午後なので花が終わりかけ、散ってしまっているのがほとんどでしたが。
だいたい一回りしたかな、そろそろ帰ろうかという時に、ヒデリコの群落のそばに、見つけた! 今年は出現しなかったかと思っていたシソクサです。やはり午後で花は閉じていましたが、ひとつだけ開いていた花がありました。すぐ帰らなくてよかったです。来季も、この池のどこかに現れてくれるといいのですが。
イノシシの開けた穴やフンがそちこちにあり、ギンヤンマやアジアイトトンボが交尾し、ショウジョウトンボが飛んでいました。生き物たちの気配の満ち満ちた遊水地の水辺。大好きです。またみんなで、何度でも、来たいものです。(YT)
暑さの心配をしていたのに、直前まで本降りの雨。それでも10人集合しました。暑くなく、まぶしくなく、気温も程よい曇り日。みんなと相談の結果、集合場所から歩いてすぐの水辺を調査することにしました。
ヤナギタデやコブナグサの混じったヨシ原を抜けると、広い水辺に。咲き始めたタコノアシやカンガレイ、エゾミソハギも水面を背景にすると、ああ、すがすがしい眺めです。水辺はいいなあ。
水際の通路にはオキジムシロやオオニワホコリ、アゼテンツキ、コゴメガヤツリ、アオガヤツリなどが見られました。一瞬、カヤツリグサかしら?と思ったものはチャガヤツリですって。ルーペで覗くと、小穂の鱗片の中肋の先が突き出て、そり返ってる。A会員の指摘通りです。
エビモの殖芽も初めて見ました。さわりました。硬いんですね。
いまだにガマとヒメガマの葉っぱの違いが分からない初心者たちはA会員に教えられて一生懸命さわってみる。ううむ、ツルツル感と、そうでないものと・・
もう少し、経験を積みます。
次の水辺への移動中は、また雨。それでも、到着したら止みました。
そして、その池は・・おおお、アブノメ、アブノメ、アブノメ。池じゅうにアブノメ。足の踏み場もないほどのアブノメ、です。ホソバヒメミソハギも沢山ありましたが。ここでは、カンガレイとタタラカンガレイの両方が隣り合っているところがあって、両者の違いを観察することができました。カンガレイの小穂は細長くとがっていて、葯が長い。タタラカンガレイの小穂はずんぐりむっくりで、葯が短い。一目瞭然です。
キカシグサもありました。アメリカアゼナ、ヒメアメリカアゼナ、タケトアゼナも。そしてキクモの大群生。沈水葉ばかりのところは、まるでマリモが沢山並んでいるみたい。気中葉もきれいです。
そろそろ帰ろうかというころに、ミズマツバとコツブヌマハリイも見つかりました。そしてそしてホシクサ科が複数!以前別の場所に出現した時はじっくり花を見られなかったので、今度こそ。咲くのが楽しみです。
調査中は降らずに待っていてくれたお天気に感謝、感謝です。コロナの第7波の脅威も迫る中、参加した会員みんなが無事で、本当によかった。(長靴の中に水が入ってしまった人や、段差に足をとられた人はいましたが)次回も元気に集まりたいものです。訪れるたび違った顔を見せてくれる遊水地、日々、魅力を更新してくれる遊水地をみんなで歩きたいです。(YT)
連日の猛暑がおさまらない7月2日の調査会は、集合時間を30分早めて実施されました。
イヌゴマが咲き始めました。ホソバオグルマももうすぐ開花。
オオチドメの中に花柄が葉より低い位置にあるものがあって、それはチドメグサなのか、ノチドメなのか、それともオオチドメなのか?葉はオオチドメと同じに見えますが葉の裏に毛があるとのこと。どうやらノチドメらしいです。
コケオトギリが背伸びして咲いていました。
ヤマイ、シカクイ、コウガイゼキショウ、ヒメヒラテンツキ、ヒメクグ、ヒンジガヤツリなどが見られました。
シロバナナガバノイシモチソウとヒメナエが隣りあって生えています。どちらも小さい白い花です。ヒメナエはより小さい花なのに、今日はよく目に飛び込んできます。
ヨシが刈り取られたところを奥に入って行くと、ヒヨドリバナが咲いていました。
ノカラマツ、ヌマトラノオ、ハンゲショウなどが群落になっています。
ゴマノハグサの花穂が、青空に向かってのびていて、6月28日の「遊水地のいま」と同じ光景がひろがっていました。
もう少しじっくり見たいところでしたが、酷い暑さに調査は早めにきりあげました。(MK)
ミズチドリ自生地の調査をしました。
ヨシ・オギの縁にヤブジラミがたくさん咲いています。
花びらの縁が赤みがかっているものもあって、名前が気の毒になるくらいきれいです。
道沿いにあるマユミが実をつけています。これらは、葉裏の葉脈に毛のあるカントウマユミ(ユモトマユミ)だそうです。
ノカラマツ・ハンゲショウ・ゴマノハグサ・ビロードスゲ・エナシヒゴクサ・マスクサ・ニガクサ・ツルフジバカマ・クマヤナギ・シオデ・ニガカシュウ・ケイタドリなどを見ながら奥へ進みます。
背丈が3メートルを超えるヨシをかき分けて進むと、やっとミズチドリ自生地ですがミズチドリの花は数本しかありません。どうしたのでしょう・・・花のついていない株は多く見られましたが。
トモエソウ・ヒメナミキは数を増やしているようです。たくさん見られました。
足元に小さいヒメナエを見つけました。気が付くまでは踏みつけて歩いてしまったかもしれません。
ハナムグラ・アオヒメタデ・イヌタデ・アキノウナギツカミ・ヤノネグサ・イヌゴマ・ヌマアゼスゲ・オニナルコスゲ・ワタラセツリフネソウ・シロネ・チゴザサ・ナガボノシロワレモコウ・ヌマトラノオ・タチスミレ・ヒメクグ・カナビキソウ・ホソバオグルマなどを観察できました。
帰りながら、昨年11月6日の調査会の報告文にイワウメヅルと書いたつる性植物を確かめましたがどうやらイヌツルウメモドキの間違いだったようです。(MK)
午後の目的地へと歩き始めてすぐ、E会員が指をさします。「あそこに、シバスゲとハナヤスリがある」と。さて何ハナヤスリか。最終的には胞子の形が決め手とのこと。標本を採集した結果が楽しみです。シバスゲも沢山ありました。
ヒメヤブランの花が点々と足元を彩り、ヒメスイバの穂が可憐に立つ中に、ミクリガヤツリもありました。なんだかハリイの仲間みたいなのもありました。(後でA会員から連絡があり、セイタカハリイだとのこと)そしてノジトラノオ自生地へ。まだつぼみでしたが、株はたくさんあって、安堵しました。トキホコリもみんなで探して、やっと見つかりました。
帰り道ではハイメドハギの写真をみんなで撮りました。花は紫色の部分が多くて、なかなかきれい。そして最後に出会った、ヘラバヒメジョオンの群落。実は初めて見たのですが、立ち姿がスッキリとして印象的。でも、普通のヒメジョオンって、どんなだったろう? 観察力の乏しさを嘆きましたが、そのうちヒメジョオンにも出会えて、葉の形など、納得。
「見る目」を育ててくれる、遊水地の多様さに感謝。知識豊富な会員の存在にも感謝、の1日でした。(YT)
新会員も2人加わって、植物の会としては初めて「のぎ水辺の楽校」というところを訪れました。渡良瀬遊水地の東はずれの、池や湿地のある里山です。
ドクダミの花が満開で、誰かが踏みつけたのか、独特の香りがただよってきます。オオナルコユリが、鳴子に似た姿で、筒状の花を吊り下げていました。林床に白い筋の入った葉があってこれがオオナルコユリの幼葉だそうです。ヤブニンジンは花は終わって細長い果実を広げていました。
そのほかたくさん見たので、名前だけ書きます。
ヒヨドリジョウゴ、イノコズチ、ヤナギイノコズチ、ウバユリ、ウラシマソウ、ヤマジノホトトギス、コナスビ、ブタナ、ホウチャクソウ、メヤブマオ、ヨウシュヤマゴボウ、コウヤワラビ、ヤマイタチシダ、イヌワラビ、ニシキシダ(フイリイヌワラビ)、ヒメシダ、シケシダ、エゴノキ、イヌザクラ、サワフタギ、ハナイカダ、イヌシデ、ハンノキ、カマツカ、ヒメコウゾ、ヌルデ、コマユミ、コブシ、モチノキ、ムクノキ、エノキ、ニワトコ、クリ、マグワ、マダケ、アズマネザサ、モウソウチク、ヒカゲスゲ、マスクサ、オニナルコスゲ、ヤガミスゲ、メリケンガヤツリ、メアオスゲ、ノゲヌカスゲ、クサヨシ、ミゾコウジュ、カニツリグサ、ヌカボ、ヤマヌカボ、スズメノヤリ、ジシバリ、ヤマユリ、キショウブ、ハナムグラ、セリ、オランダガラシ、イグサ、ワタラセツリフネソウ
散策路が整備されていて30分もあればまわれてしまうところですが、3時間近くかけて調査して歩きました。調節池とはまた違った植生で興味深く、不明なものもあったので、時期を変えて再訪したいと思います。(MK)
広い干潟の湿地を訪れました。
すごいです。オオアブノメ・ミズハコベ・キタミソウがびっしり生えていて足をどこに置いて観察したらよいのか悩みます。他に、コツブヌマハリイ・カワヂシャ・ムシクサ・コオニビシ・タガラシ・カズノコグサ・スズメノテッポウ・ヌマアゼスゲ・ゴキヅル・ミズタカモジ・ミコシガヤ・ハナムグラなどが見られました。
オオアブノメは太い茎の葉のわきに閉鎖花をつけていました。なかには、筒状の白い花を開いているのもありました。また名前の由来となっている果実も見られました。
この場所は間もなく水位が増してきて、これらの植物は水の中に隠されてしまうので、私たちが楽に観察できるのは今のうちなのです。
干潟への道すがら、白い花のミゾコウジュがありました。シロバナミゾコウジュというのでしょうか。またイボタノキが香りのよい白い花をいっぱい咲かせていました。マルバヤナギ(アカメヤナギ)の綿毛・マグワの実・スイカズラ・スズメノチャヒキ・ナギナタガヤ・ヤブジラミの花・オヤブジラミ果実・イタチハギ・ナガハグサ・ウキヤガラ・マスクサ・イチゴツナギ・アオカモジグサ・タチカモジなど名前を教わりながら歩きました。
後半は移動して前半とは違った環境の樹林の中へ分け入りました。時おり降る雨も大降りにはならず、調査を続けることができました。(MK)
ところにより一時雨の予報に反して、さわやかな晴れの日となり、17名の参加者での調査会となりました。
早く来たY会員の「ノニガナが咲いていた」という情報に、まずそこを見に行くことに。オヘビイチゴの黄色い花が目立つその隣に、ノニガナも黄色い花を咲かせていました。もう綿毛になっているものもありました。ちょっとアカオニタビラコに似た感じで、うっかりすると見落としてしまいそうです。
そこから一歩水辺に出たところに、アゼスゲがありました。私はまだヌマアゼスゲとの区別がつけられないのですが、持ち帰った葉は内側に曲がっている・・・これがアゼスゲ‼ ヌマアゼスゲは反対に外側に曲がるのだそうです。
その他、ミコシガヤ、アゼナルコ、イグサ(イ)、ヤガミスゲ、イチゴツナギ、カラスムギ、スイバ、カスマグサ、エゾノギシギシなどを観察できました。
次の調査場所は、M会員の「花はもう終わりかもしれないが、オドリコソウがある」というところ。移動の道中、ハルジオンの花が真っ盛りです。アマドコロの群生もありました。
オドリコソウの花は下向きなので、遠くから見ても目立ちませんが、まだまだたくさん咲いていました。オオブタクサの丈が伸びてきていて、覆い隠されそうです。マグワの木の下に、蕾が赤く、花びらがほんのり薄紅色のノイバラがありました。ウスアカノイバラという品種だそうです。とても美しいノイバラでした。
他にこの付近で見ることができたのは、マスクサ、ヤワラスゲ、エナシヒゴクサ、ヒゴクサ、オニウシノケグサ、タマミゾイチゴツナギ、ミドリハコベ、ウシハコベ、イモカタバミ、トウバナ、オヤブジラミ、ミミナグサ、ナヨクサフジ、ノゲヌカスゲ、カラシナ、アブラナなど。
ヌマスギの木の下にハナウドが咲いているのを見ながら戻りました。
決して広くない範囲の調査でしたが、とてもたくさんの植物との出会いありました。渡良瀬遊水地はまだまだ私の知らないことだらけで、次の調査会が楽しみです。 (MK)