渡良瀬遊水地に生育しているスズメノチャヒキの全体画像と説明文書

スズメノチャヒキ イネ科

学名:Bromus japonicus

花期  6~7月
出会い度 ★★★☆☆ (渡良瀬遊水地内)
草丈 稈の高さ 30~70 cmほどになる 
環境 荒地、路傍、畑地などに生える。 
特徴 植物体は軟毛に覆われている。下部の葉鞘に開出する長軟毛が密生する。葉は長さ 15~30 cmほどになり、葉鞘は長くて 節を包みながら閉じている。花序の枝は下方のものは数本輪生し、上部では 1~3本でて、疎らに小穂をつける。小穂は長楕円形であまり扁平にならない。芒は上方のものは長くて、熟して褐色になったものでは強く外曲する。似た種類にムクゲチャヒキがある。ムクゲチャヒキの下部の葉鞘には下向きの短毛が多く、小穂はやや扁平となり、熟すと小花は脱落して包頴だけが残っていることで見分けられる。 
備考 近年、苞が長いヒゲナガスズメノチャヒキが同じような立地に目立つようになった。