学名:Adenophora triphylla var. japonica
花期 | 8~10月 |
出会い度 | ★★★☆☆ (渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 高さ 0.4~1 mほどになる |
環境 | ススキやチガヤの生える半自然草地が現在での主な生育地のようである。 |
特徴 | 茎は直立してほとんど枝分かれしない。茎葉は卵状だ円形~広披針形で、長さ 4~8 cmほどの葉を 3~4枚輪生する。出始めの葉(根出葉)には長い柄があって円心形なので別種のように見える。花柄が輪生してそれぞれ 1~数個の淡紫色の釣鐘状の花をつけ、これが茎の上に段々につくのはシャンデリアを逆さまにしたように見える。 |
備考 | かつて生育した場所で見られなくなると、再出現しにくいものと見ていたが、発芽特性にその鍵があるようである(根本正之ほか 「在来野草による緑化ハンドブック」 朝倉書店 2020年 より)。 |