渡良瀬遊水地に生育しているタコノアシの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に生育しているタコノアシの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地内のタコノアシ種子
渡良瀬遊水地内のタコノアシ果実の様子

タコノアシ タコノアシ科(旧ユキノシタ科)

学名:Penthorum chinense  準絶滅危惧 

花期  8~9月
出会い度

★★★☆☆(渡良瀬遊水地内)

草丈 30~80 cm 
環境 日当たりのよい湿地から浅水地にかけて水位が変動する区域に生える。
特徴 分枝しない茎を直立して互生する披針形の葉を多数つける。出始めの若い植物体で茎が紅色で硬い感じのする葉を斜上してつけているものは本種と同定できる。 秋には真っ赤に紅葉する。種子は狭卵形で小さく0.7mmほどで、周りにたくさんの突起と先端に種枕のようなものがある。
備考 不安定な立地や攪乱を受けた区域でよく見かけ、多年草であるが、攪乱依存種で一年草のように消長が著しい。