渡良瀬遊水地のサクラソウはめしべとおしべの位置関係から長花柱花、等(同)柱花、短花柱花の3種類に区別することができる。
長花柱花 等(同)花柱花 短花柱花
学名:Primula sieboldii 準絶滅危惧
花期 | 4~5月 |
出会い度 |
★☆☆☆☆(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 15~40 cm |
環境 | 山麓や河岸の湿地、湿潤な原野など。山地では斜面の適潤な草地にも見られることがある。 |
特徴 | 長い柄のある長卵形の葉で、重鋸歯があり、しわしわが目立つのが本種の特徴である。 |
備考 | 葉の色と厚みの薄さを見ると、春先に明るく、初夏を過ぎて伸びたオギなどが庇となって暑さを防いでくれる環境がよいが、渡良瀬遊水地はまさに適地であろう。 |