学名:Schoenoplectiella triangulata (Roxb.) J.Jung et H.K.Choi
花期 | 7~9月 |
出会い度 | ★★★☆☆(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 70~120cm |
環境 | やや攪乱のある池沼、湿地 |
特徴 |
多年草。叢生して大きな株になる。花序に柄がない。茎の断面は鋭三角形で、稜はタタラカンガレイのような平らではない。似ているものにサンカクイがあるが、サンカクイは走出枝が出る、花序に柄がある。 タタラカンガレイと混生していることが多く、カンガレイの方が少ない。刺針状花被片は、痩果の1.5倍長で、下向きの小刺がある。柱頭は3岐。 花粉の入っている葯は意外と長く平均2.43mm(n=19)であった。タタラカンガレイの葯は比べて非常に小さい。 |
備考 | 遊水地では掘削してできた浅い池などで見られるが、多くはない。スケールは1mm。 |