学名:Hypericum oliganthum 絶滅危惧ⅠB類
花期 | 7~9月 |
出会い度 |
★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 10~40 cm |
環境 | 湿草地。高茎草地ではその縁に見られる。 |
特徴 | 葉形はサワオトギリに似るが、サワオトギリは山地の渓流辺にある。平地の草地にあるオトギリソウは集散花序で花が込み入った感じがあるので少し遠目からでも区別は可能である。蒴果は円く大きく、オトギリソウのように細長くはない。 |
備考 | 草丈の低い草地では枝が這って立ち上がるが、高茎草地内では枝が根本から立ち上がっているものに出会うことがある。種子の形態を比べてみたが、大きさがやや違うだけで表面の模様は変わらなかった。スケールは1mm。参考:n=35でアゼオトギリ平均2.1(長さ/幅の比)、オトギリソウ平均2.8であった。オトギリソウの方がわずかに細長いという結果であった。 |
文責 | HS-A 渡良瀬遊水地植物の会 |