学名:Salix chaenomeloides
花期 | 4月下旬~5月上旬 |
出会い度 |
★★★★★(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 15 mになる高木 |
環境 | 日当たりのよい湿潤地に生える。遊水地内では、河川や水路沿い、池周りで、タチヤナギなどを混えて高木林が形成されている。掘削池では実生が2~3年後から目立つようになって、速やかに低木林を形成する。 |
特徴 | 雌雄異株。主幹の太さに対して樹高はやや低いように見える。これは横の枝が張り出して主幹のように太いものもあるためではないかと見られる。やや生長した個体では葉身は広楕円形で他のヤナギ類と区別しやすいが、低木では披針形で細いのでタチヤナギと似ている。しかし、半心形の托葉は大きいので一見して区別できる。 |
備考 | 枯れた太い主幹や横枝などにはヒラタケが生えていることがある。冬場で天然乾燥したものが張り付いているのを見るが、それを水に浸けて戻したものでも流通品より数段美味である。 |
文責 | 渡良瀬遊水地植物の会 HS-A |