渡良瀬遊水地に生育するコセンダングサの全体画像と説明文書
渡良瀬遊水地に生育するコセンダングサの果実の画像

コセンダングサ キク科

学名:Bidens pilosa  外来種 

花期  9~11月
出会い度 ★★★★★ (渡良瀬遊水地内)
草丈 0.5~1.5 mほどになる。 
環境 過湿地でなければ草地のいたるところに生える。 
特徴 茎や葉には毛が多く、葉は 3~5枚の羽状複葉で対生する。葉の先はあまり長く突き出ない。頭花に舌状花はないか、または白くて大きなものをつけることがある。そう果は熟すと開出して、球状になるので衣服に付きやすい。果実の刺は 3~4本付いて、下向きのかぎ状剛毛がある。アメリカセンダングサやセンダングサと似ている。アメリカセンダングサは小葉の先がやや長く伸びて葉の色はコセンダングサより緑濃く、果実の刺は 2本。センダングサは、頭花に黄色い舌状花があって、コセンダングサのような白い舌状花でない。茎は無毛で対生する葉の付け根にだけ毛がある。また小葉の先はとがり、小さな鋸歯が多数付くことで見分けられる。 
備考 熱帯アメリカ原産の帰化植物。遊水地内の堤防や道端などいたるところに最も多い植物の一つとなった。