渡良瀬遊水地に生育するオオアブノメの全体画像と説明文書

オオアブノメ オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)

学名:Gratiola japonica  絶滅危惧Ⅱ類 

花期  5~6月
出会い度

★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内)

草丈 10~20 cm
環境 泥深い湿地。 
特徴 幼植物体はアズマツメクサやミズハコベに似ているが、オオアブノメは小さくても茎が太く、対生した葉腋に白花を1個ずつ付け、ころりとした丸い実をつける。 
備考 各地での本種の消長が著しいこともあって、やや普通に出現している渡良瀬遊水地は有数の生育地である。冬季乾田となった水田が転作され、水浸しになった畑の一角に突発的に群生することもある。