・イヌヌマトラノオ

渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ2
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ花穂(部分)

渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ花冠
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ苞の長さと花柄

渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ花柄の腺毛
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ腺毛拡大
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ茎の毛
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ葉の付け根
渡良瀬遊水地内のイヌヌマトラノオ葉身

イヌヌマトラノオ  サクラソウ科

学名:Lysimachia x pilophora (Honda) Honda

花期

 6月~8月

出会い度  ★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  60cm~100cm
環境  日当たりのよいやや湿った草原
特徴  オカトラノオとヌマトラノオの雑種、オカトラノオとヌマトラノオの両方の形質をもっているので、個体によりやや変異がある。花穂はやや横に垂れ、花冠は5mm~6mm、オカトラノオよりも花は密にならない。苞は狭被針形で花柄の長さと同じかやや長い。下から上に開花していくが、苞も花柄と共に長さが変化している。葉身は長さ平均64.6mmで幅は15.6mm(n=8)、下から上まで葉形に大きな変化がない。葉縁が波打って、縁に突起がある。葉腋付近がやや赤くなる。茎や葉表・葉裏、花軸の表面に多細胞でできた腺毛がまばらに生えている。
備考  スケールは花が1mm、葉身は1cm、Lysimachia属の腺毛については、中村直美(1986)の研究がある。