・アカシデ

渡良瀬遊水地内にあるアカシデの葉と果実
渡良瀬遊水地内のアカシデの花穂
渡良瀬遊水地内のアカシデの果実
渡良瀬遊水地内アカシデ、イヌシデの果実比較

-------------------------------------------------------------------------アカシデ   イヌシデ

アカシデ  カバノキ科

学名:Carpinus laxiflora (Siebold et Zucc.) Blume

花期  3月~4月
出会い度  ★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内)
草丈  高木、15mに達する
環境  渡良瀬遊水地から台地の崖をあがるところに生育
特徴

 雌雄同株で、葉の展開と一緒に開花する。雄花序は前年枝から垂れ下がり、5cm位になる。雌花序は本年枝や短枝からやや上向きに付く。写真左の雄花序2本の左に雌花序が伸びている。5月になると果穂は10cmほどに垂れ下がり、葉状の果苞がややまばらで他のよく似たクマシデ属と区別しやすい。

備考  このアカシデは、イヌシデと隣り合って生育していて、枝が低いところまで重なって降りているので、両者を観察するのにちょうどよい。遊水地ならではであろう。写真下の中央は果苞の一部、右側はイヌシデと比較した。