学名:Conium maculatum L.
花期 | 5月~6月 |
出会い度 | ★★☆☆☆(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 180cm程度 |
環境 | 河川敷に群生する |
特徴 | 河川敷のような日当たりのよい場所に生え、茎は直立して180cm以上になる。葉が何回も切れ込みほぼ三角形になる。散形花序は12~15本程度、外側の花は花弁がややヘラ形をしている。果実は球形に近く、総苞片が細く小さい。茎には紫褐色の斑点がある。有毒であるアルカロイドを含んでいる。全体によく似た形態をもつシャクとの違いは、木陰のある湿性林下に生育。茎に紫褐色の斑点がない。1m位の草丈である。総苞片が大きい。果実は無毛で長いなどがある。ドクニンジンの紹介記事がないので混乱を招きやすい。 |
備考 | ドクニンジンは近年分布を広げているらしく、これまで栃木県にも記録がない(とちぎの植物Ⅰ2003)。千葉県では長田(1972)に記録があり、その他県内では希に記録があるとしている(千葉県植物誌2003、p.423)。 |