学名:Mosla dianthera
花期 |
9~10月 |
出会い度 | ★★★★☆ (渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 20~60 cmほどになるが、10 cmほどの個体も多く見られる。 |
環境 | 山野の道端や林縁、湿地に生える。 |
特徴 | 大きいものはよく分枝するが、背の低いものは主茎だけのものもある。葉裏に目立つ腺点があるが葉表にはない。 葉縁に4~8対の鋸歯がある卵形~広卵形の葉をつける。萼に短毛があって上唇は先が尖らない。茎は四角形で稜には下向きのまばらな白毛がある。イヌコウジュと似ているが、イヌコウジュの葉は狭卵形~卵形で鋸歯は 6~12対で両面に顕著な腺点、花序や茎には細毛がある。イヌコウジュは道端のやや乾燥している区域にあって湿地にはあまり見られない。 |
備考 | シラゲヒメジソMosla hirta (ヒカゲヒメジソ)も本種と似ている。茎や葉に白長毛があって、生育地は林縁や林内のやや暗い湿ったところである。 |