学名:Lysimachia barystachys 絶滅危惧Ⅱ類
花期 | 6~7月 |
出会い度 |
★☆☆☆☆(渡良瀬遊水地内) |
草丈 | 70~100 cm |
環境 | 日当たりのよい湿地。 |
特徴 | 花序はオカトラノオに似ているが、茎に毛が目立ち、葉腋に赤みはない。また葉は細い。渡良瀬遊水地のものは、苞が長いのがよい特徴であると思われる。 よく似ているのはイヌヌマトラノオ(ヌマトラノオ♂×オカトラノオ♀)で、関東地方でノジトラノオとされているものの多くがイヌヌマトラノオではないかとみられる。雑種は不稔である。 |
備考 | 新エングラー版の平凡社の図鑑に載っている本種の写真はイヌヌマトラノオであろう。 生育地では、雑種強勢から見て知らす知らずに雑種株に置き換わる可能性がある。遊水地ではヌマトラノオとの雑種で、葉の巾がより狭く細いノジヌマトラノオがある。 |