学名:Carex dispalata
花期 | 5月 |
出会い度 | ★★★★★(渡良瀬遊水地内) |
草丈 |
40~100cm |
環境 | 湿地 |
特徴 | 多年草。上部の雄小穂は薄茶色で長さ3~10cm。下部に緑色の雌小穂がつく。葉の幅は4~8mm。スゲの仲間は同定が難しくルーペが必要となるが、本種は遊水地で最も普通に見られる。絶滅危惧種のヌマアゼスゲは葉が細い。アゼナルコは小穂が垂れる。オニナルコスゲ、ウマスゲ、絶滅危惧種のジョウロウスゲは小穂が大きい。その他、絶滅危惧種のハタベスゲ、ヤガミスゲ、ミコシガヤ、シバスゲ、エナシヒゴクサ、マスクサなどがある。 |
備考 | 渡良瀬遊水地の湿地の優占種の一つ。明治・大正期にはこれで菅笠を作り、この地域の一大産業だった。 |